【DWE活用】反応が出るまで4か月かかった。うちの記録を全部見せるね

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押し入れの下の段。あるいは、テレビ台の横に積まれたままの箱。

青いバッグの角がちょっとだけ見えていて、その上にいつの間にか洗濯物のカゴが乗っかってる。開けたのは最初の一週間だけ。あとは、見るたびに胸のあたりがちくっとするから、見ないようにしてる。

先に言っておくね。それ、あなたのせいじゃないから。

やる気がないわけでも、母親として足りないわけでもない。教材が悪かったわけでもない。ただ「どこで、いつ流すか」が決まってないだけ。本当に、それだけなの。

「dwe 活用」って検索したあなたが、本当に打ちたかった言葉って、たぶんこうだよね。

あんなお金を出したのに、うちの子には何も起きてない。
でも今さら誰にも相談できない。夫にも、ママ友にも、「使いこなせてない」なんて言えない。

わかるよ。私も同じ場所に立ってたことがあるから。

この記事で書くのは、教材の「使いこなし方」じゃない。家の中に英語が勝手に流れている状態の作り方だよ。

目指すのはね、こういう朝。あなたが洗濯物をたたんでる横で、子どもがなんとなく英語の歌を口ずさんでる。あなたは何も頑張ってない。教えてもいない。ただ、音が流れてるだけ。それでも英語は入っていってる、そういう状態。

それと、最初に正直に言っておきたいことがある。

私、DWEユーザーじゃないの。

約19年前、上の子が1歳だった頃。導入する英語教材を決めるために、私は無料サンプルを試し尽くした。そして最後の最後まで、ディズニー英語システムと、当時あったワールドワイドキッズという教材の二択で悩んだ。

決め手は価格だった。夫の収入だけで、世帯年収400万円くらい。その我が家にとって、価格の違いは決定的だったの。だから私はDWEを選ばなかった。

でもね。サンプルの食いつきだけで言えば、DWEが断トツだった。これは今でもはっきり覚えてる。

だから私には、あなたにDWEを売る理由がない。持ってないんだもん。そのうえで、20年英語育児をやってきた人間として「教材が何であっても共通する回し方」を書くね。そのほうが、たぶん役に立つから。

使いこなさなくていいよ。流れてれば、それでいいの。

目次

「DWEを活用できてない」の正体は、あなたの努力不足じゃない

まずここを片付けさせて。ここが片付かないと、この先の話が全部「また私を責める記事か」って聞こえちゃうから。

教材が「棚にある」時点で、その家の英語時間はゼロになる

活用できない最大の原因はね、やる気じゃなくて置き場所だよ。

理由はすごく単純。棚にしまうと「取り出す」という一手間が発生するでしょ。押し入れなら、さらに「開ける」「どかす」「探す」が乗っかる。この一手間が、疲れた夕方の自分に耐えられないの。

今日はいいや、明日やろう。明日も、今日はいいや。それが3日続いたら、もうその教材は生活から消える。意志の弱さじゃなくて、そういう構造なんだよ。

逆に言うとね、手を伸ばせば届く場所に置き直すだけで、動き出す家庭が本当に多い。私が20年でいちばん実感してるのが、これ。

えー!私、完全にやる気の問題だと思ってた…。自分がだらしないからだって。

違うよ。動線の問題。だらしないんじゃなくて、遠いだけ。

高い教材ほど、親が「元を取ろう」として子どもが英語を嫌いになる

これ、いちばん言いたいことかもしれない。

私の周りで英語を途中でやめちゃった家庭って、けっこうな数あるの。で、その理由を聞いていくとね、「教材が悪かった」ってケースはほとんどないんだよ。

圧倒的に多いのはこのパターン。

  • 高いお金を払った
  • だから「元を取らなきゃ」と思う
  • 子どもに詰め込む。今日はここまでやろう、まだ終わってない、ちゃんと見て、と急かす
  • 子どもが英語を「怒られるもの」として覚える
  • 英語を見た瞬間に逃げるようになる
  • 親がさらに落ち込む

教材の質より、「親が無理なく続けられる負担感かどうか」のほうが、継続率をずっと強く決めてる。これが、20年見てきた私の結論。

だからね、覚えておいてほしいの。

いちばんもったいないのは、使わないことじゃない。嫌いにさせちゃうことだよ。

教材が押し入れで眠ってる状態は、まだ全然取り返せる。でも「英語=嫌なもの」って子どもの中に刻まれちゃったら、そっちを戻すほうがずっと大変なの。今、使えてないことを責めなくていい理由は、ここにもある。

「全部やらなきゃ」と思った瞬間、人は何もできなくなる

DWEって、フルセットだとかなりの量があるでしょ。プログラムがいくつもあって、DVDがあって、CDがあって、絵本があって、カードがあって。

真面目な人ほどね、あれを見て「これ全部を順番通りにこなさないと効果が出ないんだ」って思っちゃう。そして、その総量に圧倒されて、最初の一歩が踏み出せなくなる。

これ、性格が悪いわけでも怠けてるわけでもなくて、量が多いものを前にした人間の自然な反応なの。私も同じだった。教材が届いた日、うれしいはずなのに、床に広げた瞬間にちょっと呆然としたもん。

だから先に結論を言っちゃうね。

この記事でいちばん伝えたいこと

全部やらなくていい。今日は1つでいい。
むしろ、全部やろうとしてる家庭のほうが止まってる。

でも、順番通りにやらないと効果が出ないんじゃないですか?せっかく体系立ててあるのに…。

その「順番通り」で止まってる家がいちばん多いんだよ。順番通りに0回やるより、バラバラでも毎日1回のほうが強い。

うちがやってたのは、教材を使うことじゃなく「生活動線に貼りつける」ことだった

じゃあ具体的にどうするか。ここからが本題ね。

英語の時間を作らない。すでにある時間に「乗せる」

結論から言うね。新しく英語の時間を作ろうとすると、ほぼ100%失敗する。

理由は簡単で、1日って埋まってるから。そこに新しい予定を1つねじ込むって、めちゃくちゃ体力がいるの。しかも育児中って、その日その日で予定が崩れるでしょ。熱を出す、昼寝がずれる、買い物が長引く。新しく作った枠から順番に消えていく。

だから私がやってたのは逆。すでに毎日必ず発生してる行動に、音を乗せるだけ。

上の子が1歳台のとき、私が英語をかけてたのは2つの時間帯だけだった。朝の支度をしてる時間と、夕食の準備をしてる時間。それだけ。

この2つを選んだ理由はね、絶対に毎日発生するから。朝の支度をしない日はないし、夕食を作らない日もほぼない。予定が崩れても、この2つだけは消えないの。

「英語の時間を取る」じゃなくて、「英語が勝手に流れてる時間帯を決める」。この発想の切り替えができると、急に続くようになるよ。

我が家の時間割:朝・夕方・お風呂・寝る前の4か所だけ

参考までに、我が家が使ってた「貼りつけ先」を全部出しておくね。

最初に大事なことを言っておくけど、4つ全部やる必要はまったくないよ。まず1か所決めるだけでいい。1か所が回り出したら、勝手に2か所目ができるから。

STEP
朝の支度中:音だけ流す。親は何もしない

着替えさせて、朝ごはん食べさせて、バタバタしてる時間。ここは映像を見せようとしないのがコツ。音だけかけて、親は普通に支度を続ける。子どもが聞いてるかどうかも気にしない。ここでの目標は「英語が家に鳴ってる」ただそれだけ。

STEP
夕食の準備中:音だけ。ここは子どもの反応が見える

台所に立ってるから、リビングの子どもが視界に入るでしょ。ここは「反応の観察ポイント」として優秀。手が止まった、振り向いた、体が揺れた、そういう小さいサインが拾える時間帯なの。あとで話すけど、この観察がすごく効いてくる。

STEP
お風呂:濡れてもいいものだけ持ち込む

お風呂って、逃げ場がないぶん最強の英語タイムなんだよね(笑)。壁に貼れるポスターとか、濡れても平気な絵本とか。ちなみにDWEの無料サンプルには、お風呂で使える英語の絵本とポスターが入ってた。これ、当時うちでもかなり重宝したのを覚えてる。

STEP
寝る前:絵本1冊、または歌1曲。短いことが最重要

ここで欲張ると全部崩れる。1冊、1曲。それ以上やらない。「もっと読んで」と言われても「明日ね」で終わらせるくらいでちょうどいい。物足りないくらいで終わるから、明日も来てくれるんだよ。

ね、どれも「新しく作った時間」じゃないでしょ。全部もともとあった時間。そこに音を乗せただけ。

リビングの動線上に置く。「英語コーナー」は勉強部屋じゃない

置き場所の話に戻るね。

うちはリビングの一角に、英語コーナーみたいなものを作ってた。絵本棚と、プレイマットと、英語のぬいぐるみ。おしゃれでもなんでもない、生活感まみれの一角。

ポイントは、子ども部屋でも勉強スペースでもなく、生活動線のど真ん中に置いたこと。子どもが1日に何十回も通る場所。テレビの前を横切る、その途中。

子どもって、目に入らないものは存在しないのと一緒なんだよね。逆に、通りすがりに視界に入るものは、勝手に手が伸びる。それが本当に何度もあった。

  • 子どもの手が届く高さに置く(親が取ってあげる形にしない)
  • 扉のある収納にしまわない。見えてることが大事
  • 全部並べない。今いちばん好きなものだけ手前に出す

あなたのおうちで、子どもが1日でいちばん長くいる場所ってどこ?そこの、手が届くところ。今日動かせるのは、たぶんそれだけで十分だよ。

親は一緒に見なくていい。むしろ見ないほうが続く

これ、聞いたら気が楽になると思う。

親が横についてちゃんと見てあげなきゃ、っていう思い込みが、続かない原因のかなりの部分を占めてる。

だってさ、それをやろうとすると「私に30分の余裕がある日」しか英語ができなくなるでしょ。育児中にそんな日、週に何回ある?ないよね。

親の役割は「教える」じゃなくて「流す」。再生ボタンを押す人。それだけでいい。発音を直す必要もないし、意味を説明する必要もない。というか、しないほうがいい。説明が始まった瞬間、それは遊びじゃなくて勉強になっちゃうから。

じゃあ私、その間ずっと洗い物しててもいいってこと?なんか申し訳ないんだけど…。

むしろそれが正解らしいよ。親が見張ってないほうが、子どもは自由に反応するんだって。

反応が出るまで、うちは4か月かかった

ここが、この記事でいちばん読んでほしいところ。

開始から約4か月、子どもはほぼ無反応だった

上の子が1歳台のとき、私、自分なりに記録をつけてたの。かけ流しって本当に意味があるのか、”ながら”でも効果が出るのか、どうしても知りたくて。

我が家の記録:かけ流しはいつ効いてきたのか

【期間】上の子が1歳台の約1年間
【方法】朝の支度と夕食準備の時間帯だけ英語CDをかけ流し、子どもが反応(口ずさむ・振り向く)を見せ始めた時期を記録
【結果】反応らしい反応が出たのは、開始から約4か月目。それまではほぼ無反応

4か月。

今こうやって数字で書くと、あっさりして見えるよね。でも渦中にいた私は、全然あっさりしてなかった。

夕方、フライパンの音に混じって英語の歌が流れてる。振り返ると、子どもは背中を向けて積み木を並べてる。曲が変わっても、顔も上げない。それが1か月続いて、2か月続いて。

洗い物の手を止めて、CDプレーヤーのランプをじっと見てたことがある。これ、意味あるのかな。そう思って、指がストップボタンの上で止まる。押さずに、また洗い物に戻る。それを何回もやった。

あなたも今、その辺に立ってない?

かけ流しは「即効性ゼロ・後からくる」タイプ

やってみてわかったのは、かけ流しって貯金型だってこと。

入れた瞬間には、何も起きない。手応えがゼロ。だから「効いてない」と判断しやすい。でも実際には、聞こえてる音は子どもの中にちゃんと溜まっていってて、あるとき突然あふれる。うちの場合、それが4か月目だった。

ここでいちばん怖いのはね、無反応期を「うちの子には合わなかった」と誤診して、撤退しちゃうこと。

合わなかったんじゃないの。まだ溜まってる途中だっただけ。1か月でやめた家庭も、3か月でやめた家庭も、あと少しだった可能性がある。それを思うと、今でもちょっと胸が痛む。

だから、「最初の数か月は無反応が普通」って知ってるかどうかだけで、親が折れるか続くかが変わる。知識っていうより、お守りに近いかもしれない。

だから、やめる判断は「4か月」より手前でしないで

具体的な提案をするね。今日やってほしいこと。

  • カレンダーかスマホに、4か月後の日付を書き込む
  • 「続けるかどうか考える日」とだけメモしておく
  • その日まで、悩むのを一旦やめる

判断を先延ばしにするって、なんだか逃げてるみたいに聞こえるかもしれない。でも違うの。毎日「これ意味あるのかな」って考え続けること自体が、親をいちばん消耗させる。

考える日を1日決めてしまえば、それ以外の日は考えなくていい。これ、本当に楽になるよ。

今あなたがいるのは、失敗じゃなくて「無反応期」って場所だよ。名前がついてるってことは、みんな通ってるってこと。

子どもが見てくれない時、うちが実際にやったこと

「そもそも見てくれないんですけど」問題ね。これが一番多い相談かもしれない。

「好き」を1つ見つけて、そこだけ回す

結論はこれ。全部を均等に回そうとしないで、食いつく1つを見つけて、そこを何度も回す。

19年前、教材を決める前の私がやってたのが、まさにこれの原型だった。無料サンプルを片っ端から取り寄せて、試し尽くしたの。目的は教材の優劣を判定することじゃなくて、うちの子が何に反応するかを知ることだった。

そのとき私がやってた「見比べ方」を書いておくね。今、手元に教材がある人にもそのまま使えるやり方だよ。

子どもの「好き」の見つけ方(我が家の方法)

【期間】2008年1月〜2月
【方法】複数の教材のDVDを交互に見せて、①どれくらいの時間、集中して見続けたか ②どんな反応をしたか(笑う・声を出す・真似する・体を動かす)を、複数回にわたって記録
【見るポイント】「最後まで見たか」より「途中で体が動いたか」。集中の深さは、姿勢と手に出る

今おうちに教材があるなら、1週間だけこれをやってみて。全部を「やらせる」んじゃなくて、反応を見るために流す。それだけで、どこから回せばいいかが見えてくるから。

ディズニーの「キャラクターの力」は、活用のしやすさに直結する

で、その比較をやった結果ね。正直に書く。

子どもの食いつきは、ディズニー英語システムが断トツだった。

集中して視聴してる時間が長かったし、歌のパートで手拍子したり、体を動かしたりする反応が明らかに多かった。長女はDWEの無料サンプルが一番のお気に入りで、DVDを「もう一回」って何度もお願いしてきたの。

床に座った長女が、画面のほうに体ごと向いてて、サビのところで両手をぱたぱたさせてた。あのとき思ったんだよね。「あ、この子は”英語=楽しい”って受け取ってる」って。手応えを感じた、いちばん最初の瞬間だった。

これ、活用の話としてすごく大事なポイントで。

子どもが自分から近寄る教材って、それだけで活用のハードルが半分下がってるの。親が「見なさい」って言わなくていいから。ディズニーのキャラクターの力って、教育効果うんぬんの前に、まずこの一点で強い。

だからもし今、おうちのDWEが回ってないなら、それは教材の引力が足りないんじゃなくて、たぶん置き場所か、時間帯か、親の力み具合のどれかだと思う。

日本語を要求されたら、素直に負けていい

「英語つけると、リモコン持ってきて日本語のアニメに変えろって言うんです」

これ、めちゃくちゃあるある。で、私の答えは「はいはいって渡していい」

ここで踏ん張って英語を押し通すとね、子どもの中で英語が「私の楽しみを邪魔してくるもの」になる。1回勝っても、10回分嫌われる。割に合わないの。

私がずっと持ってる考え方なんだけど、主人公は子どもだよ。英語は親の願望で、子どもの願望じゃない。そこを混ぜないようにしてた。無理に押し付けないで、子どもが嫌いにならない程度で。それくらいがちょうどいい。

毎回リモコン取りに来るんだけど、あれ負けちゃっていいの?なんか諦めた気分になる…。

負けていいよ。負けても英語は減らないから。減るのは、無理やり見せたときのほう。

映像に飽きたら「音だけ」に落とす

映像を見なくなったら、音だけに落とせばいい。これは後退じゃないよ。むしろ生活に馴染ませるって意味では前進だと思ってる。

画面に張り付かせる必要って、実はそんなにないの。耳は勝手に開いてるから。

うちは6歳くらいのときに、「教材」から「娯楽の中の英語」に切り替えた時期があった。スカパーのディズニーチャンネルを、普通のテレビ番組として見せるようにしたの。

ある日、リビングから子どもたちの笑い声が聞こえてきて。何を見てるんだろうと思って覗いたら、字幕なしの英語アニメだった。私はまだ画面を見てなくて、音だけ聞こえてる状態。それなのに、この子は先に笑ってる。姉妹が英語で感想を言い合っている。

耳、育ってたんだ。あのとき台所で、しばらく動けなかった。

教材別・年齢別の使い方【必要なところだけ開いて】

ここからは、知りたい人向けの詳細ね。

全部覚えなくていいからね。今の自分に関係あるところだけ開いて、あとは閉じたままでOK。閉じておくのも立派な活用法だよ。

教材別:役割で3つに分けると迷わなくなる

DWEには、公式サイトを見るとプレイ・アロング、シング・アロング、ストレート・プレイ、トークアロング・カード、ステップ・バイ・ステップ、レッツ・プレイ、English Tab といったプログラムがある。

名前を全部覚えようとすると、それだけで疲れちゃうよね。だから私は、「役割」で3つに仕分けることをおすすめしてる。この分け方を知っておくと、目の前の教材をどう扱えばいいか迷わなくなるから。

① 流すもの(音・映像)— 毎日の土台になる

歌や映像のプログラムがここに入る。かけ流しの主役で、毎日の生活動線に貼りつけるのはこのグループ。親の手間がいちばん少なくて、いちばん効くのもここ。

使い方のコツは「見せよう」としないこと。朝の支度中、夕食準備中に、ただ再生する。子どもが画面を見ていなくても、まったく問題なし。もし今、何から手をつけるか迷ってるなら、間違いなくここから。

② 手を動かすもの(カード・おもちゃ・絵本)— 遊びとして出す

カードを機械に通したり、おもちゃを使って体を動かしたりするタイプ。ここは「勉強の時間」にした瞬間に嫌われるから要注意。

おすすめは、親が勝手に遊び始めること。「やろう」と誘わずに、親が黙って触ってると、子どものほうから寄ってくる。これ、けっこう効く(笑)。1日3枚とか、ノルマを決めないほうが長持ちするよ。

③ 段階を進めるもの — 後回しでいい。焦らなくて大丈夫

ステップを追って進んでいくタイプのプログラム。体系的で立派なんだけど、ここから始めると高確率で挫折する。

順番があるものって、親が「遅れてる」と感じやすいの。そして焦った親は詰め込む。詰め込まれた子は逃げる。だから私は、①が生活に根付いてから手をつけることをすすめてる。1年目は①だけ、でも全然いいと思う。

細かい仕様や対象年齢は改訂されることがあるから、正確なところはワールド・ファミリー公式サイトで確認してね。

年齢別:0〜1歳/2〜3歳/4歳以降でやることは変わる

参考までに、我が家が20年かけて実際に通ってきた道を出しておくね。

スクロールできます
時期やっていたことこのとき大事だったこと
0〜1歳図書館で借りた英語絵本+無料でもらえるお試しCD・DVDだけ教材を買う前でも英語時間は作れる。まず「好き」を探す時期
2歳英語教材を本格導入自宅の英語時間を安定させるために、教材があると便利
3歳週2回・1日4時間のプリスクール+自宅教材外の場と家の中、両方を回す
4〜6歳インターナショナルプリスクール(週5・1日5時間)いちばん費用がかかった時期。集中投資
6歳ディズニーチャンネルを視聴習慣に「教材」から「娯楽の中の英語」へ切り替え
小学〜アフタースクール+オンライン英会話アウトプットの場を確保

で、年齢の話でどうしても伝えたいことがあってね。うちは姉妹で、はからずも比較実験みたいなことになったの。

姉妹で違ったのは「開始年齢」だけだった

【上の子】1歳半頃から無料サンプルの視聴を開始
【下の子】0歳から、すでに家に教材がある環境で聞き流しが始まっていた
【結果】下の子のほうが、ネイティブ的なリスニング・スピーキングの能力が明らかに高かった。小学校くらいまでは、長女本人も認めるほどの差があった

同じ親、同じ家、同じ教材。違ったのは始めた年齢だけ。これを見たとき、早く始めることの意味を改めて確信したの。

ただし——ここ、誤解してほしくないところなんだけど。

2人育ててみて実感したのは、開始年齢そのものより、「毎日途切れさせないこと」のほうがずっと効いたということ。0歳から始めても週末だけの家庭より、1歳から毎日15分続けた我が家のほうが定着は早かったから。

「早くやれ」じゃなくて「早いうちに習慣を作れ」。私はそう解釈してる。だから、今から始める人も全然遅くないよ。

会員サービスは「アウトプットの場」として使い倒す

DWEには、ワールド・ファミリー・クラブという会員向けのサービスがあるよね。公式サイトによると、ネイティブ講師との電話レッスン、全国で開催される英語イベント、学習サポート、教材の交換サービス、無料の電話相談といった内容がある。

ここで押さえてほしい設計思想はこれ。

教材=インプット。会員サービス=アウトプット。この2つは両輪だよ。

音を入れるだけだと、子どもの中に英語は溜まるけど、出口がない。出口があると、溜まったものが一気に形になる瞬間がある。うちはDWEじゃないルートでそれを経験してるから、この効果はよくわかるの。

小学校入学と同時にオンライン英会話を始めたんだけど、下の子は最初、画面越しの外国人講師にカチンと固まっちゃって。目も合わせない。あれは見ててつらかったな。

それが3か月ほど経った頃、急に「今日ね」って自分から近況を話し出したの。あのとき、自分の中の常識が変わった。対面の教室じゃなくても、ここまでいけるんだって。

つまり、教材で入れた英語を「出す場所」を用意してあげるのが大事ってことですね?

そういうこと。入れっぱなしだと、子ども自身が「使える」って気づけないんだよね。

中古で手に入れた場合はどうする?

中古で譲ってもらった、フリマで買った、という人も多いよね。

結論から言うと、いちばん効く部分は中古でも成立するよ。

だってこの記事でずっと言ってる「生活動線に音を流す」って、教材の音源と映像さえあればできることだから。かけ流しに会員資格はいらない。土台の部分は、そのまま使える。

足りなくなるのはアウトプットの場のほうだけど、そこは他の手段で十分に補えるよ。うちがまさにそうだったから。オンライン英会話でも、地域の英語サークルでも、出口は作れる。

ただ、中古品の会員登録ができるかどうか、サポートがどこまで受けられるかは、条件が変わることがある。ここは人から聞いた話やネットの古い情報で判断しないで、必ず公式に直接確認してね。ここを勘違いしたまま進むと、あとでがっかりすることになるから。

続けるのは子どもじゃない。親のほうだ

ここまで方法の話をしてきたけど、最後にいちばん大事な話をさせて。

肩身の狭い思いもしたけど、参観日は親も全力で楽しんだ

4歳から6歳まで、うちはインターナショナルプリスクールに週5で通わせてた。月謝は正直、毎月ずしりと家計にきた。外食も旅行も、私たち夫婦のための出費も、ほぼ全部削ってたな。

参観日ね。他の保護者の方たちの雰囲気に気後れして、持ち物も、着てるものも、なんか違う。場違いなところに来ちゃったなって何度か思ったこともあった。

でもね、子どもが先生とごく普通に英語でやり取りしてる姿を見た瞬間、ああ、ここに賭けてよかったって思えた。別にかっこつける必要なんか無い。親も全力で楽しもうって吹っ切れた。

他の家の子と比べない。長い目で見たら、そんなに変わらない

SNSを開くと、2歳でぺらぺら喋ってる子の動画が流れてくるでしょ。あれ、しんどいよね。

でも考えてみて。あれ、その家の「いちばんいい30秒」だから。その裏に、映ってない無反応の4か月がある。私にもあったし、たぶんその家にもある。

頑張るのはいいの。でもね、そんなに焦らないで。長い目で見たら、他の家の子とそんなに変わらないから。うちの姉妹だって、姉妹同士ですら差があった。他所の家と比べる意味なんて、なおさらないよ。

SNS見ると焦っちゃって…。うちだけ置いていかれてる気がするんです。

あれ、その家の一番いい30秒だからね。無反応でぼーっとしてる映像は、誰も上げないでしょ?

英語が「好き」な子は、それだけで一歩抜ける

ちょっと面白いデータがあるから紹介させて。

ワールド・ファミリーの広報室ブログが2021年4月8日に公開した「英語に関する意識調査」。0〜6歳の子を持つ保護者500名と、小5・小6の子を持つ保護者500名、合わせて1,000名を対象にしたアンケートなんだけどね。

  • 小5・小6で英語が「好き」と答えた子は、わずか9%
  • その9%の子のうち、78%が「友達が多い」、67%が「異性に人気がある」
  • 未就学児の親の79%が「英語を習わせたい」と回答
  • そのうち77%が「小学校入学前に始めるべき」と考えている
  • 未就学児の親が選ぶ「将来のために必要な習い事」の1位は英語・英会話(299件)。2位の水泳(180件)を大きく引き離した

出典:ワールド・ファミリー広報室ブログ「英語に関する意識調査」

私がこの数字を見て思ったのはね。

親の79%が「英語をやらせたい」と思ってるのに、高学年で英語を好きな子は9%しかいない。途中で、ほとんどの子が英語を嫌いになってるってことだよね。

だとしたら、今あなたがやってることの本当の価値って、英語力を上げることより前に、「英語を好きなまま、小学校に送り出すこと」なんじゃないかな。

それだけで、上位9%に入れる。詰め込まないほうがいい理由も、ここにある。

20年やってみて、いま言えること

中1で英検準1級、小6で英検2級。対策勉強はほぼゼロだった

うちの子たちの話を、結果として書いておくね。

長女は中学1年で英検準1級、次女は小学6年で英検2級を取った。そのための対策勉強は、ほぼしてない。日常の積み重ねだけで足りた。

中学・高校の定期テストも、英語だけは特別な勉強がいらなかった。だからその時間を、他の教科や本人の好きなことに回せた。高校受験でも大学受験でも英語は武器になって、受験の英語は検定で満点扱いになったよ。

ただ、これはうちの結果であって、約束じゃない。同じことをやれば必ずこうなる、なんて口が裂けても言えない。子どもによって違うし、家庭によっても違うから。

それでも、「毎日の15分の先に、こういう景色があった家が実際にある」ってことは、伝えておきたかった。

幼児期の英語費用は重かった。でもトータルでは安く済んだ

今まさに、教材費で家計が苦しいって人にこれを言いたい。

幼児期の英語費用は、間違いなく重かった。あの頃の家計簿を見返すと、よくやったなって思う。

でも20年終えてみての正直な実感はね、小学生以降に英語塾も受験の英語対策もほぼ不要になったから、トータルの教育費で見れば、幼児期の集中投資のほうが結果的に安く済んだってこと。

中学から高校、大学受験まで英語塾に通わせることを考えたら、何年分になると思う?そこがまるっと消えたの。

だから、今払ったお金は消えてない。前倒しになってるだけだよ。

今日やることは、1つだけでいい

長々書いてきたけど、あなたが今日やることはこれだけ。

STEP
今日:時間帯を1つだけ決める

朝の支度中でも、夕食の準備中でもいい。毎日必ず発生する時間を1つ選ぶだけ。教材を出す必要も、計画を立てる必要もない。決めるだけ。

STEP
明日:その時間に、子どもが一番好きな1枚を流す

全部じゃなくて1枚。どれが好きかわからなければ、1週間かけて反応を見ればいい。見てくれなくても気にしない。流れてれば合格。

STEP
4か月後:そこで初めて「続けるかどうか」を考える

それまでは悩まない。カレンダーに日付を書いて、あとは忘れる。うちに反応が出たのは4か月目だったから、それまでの無反応は想定内。

これから始める人へ:いきなり買わないで、まずサンプルから

※ ここからは「これから教材を検討する人」向けの話ね。もうDWEが手元にある人は、読み飛ばして大丈夫だよ。

「まず教材を買わないと始められない」は思い込みだった

うち、0〜1歳の時期はとにかくお金をかけられなかった。だからやってたのは、図書館で借りた英語絵本と、無料でもらえるお試しCD・DVDだけ。それだけで英語時間を作ってた。

今ならはっきり言える。「まず教材を買わないと始められない」は、完全に思い込みだったよ。

導入段階は、本当にサンプルで十分。教材が必要になるのは、もう少し先。自宅の英語時間を安定して確保したくなった段階なの。うちが教材を本格導入したのも2歳のときだった。

サンプルで確かめるのは、教材の質じゃなく「うちの子が食いつくか」

ここ、めちゃくちゃ大事だから強調させて。

サンプルを取り寄せる目的は、教材の良し悪しを審査することじゃない。あなたの子が、それに食いつくかどうかを見ること。教材の評価は、口コミを読めばいくらでも出てくる。でも「うちの子が反応するか」だけは、誰も教えてくれないでしょ。

だから、いきなり買わないで。まずはディズニー英語システムの無料サンプルを取り寄せて、自分の子どもが食いつくかどうかを見てほしい。うちがそうだったから。

ちなみに、うちのときの記録だと申し込みから到着まではおおよそ10日間だった。入ってたのはサンプルDVDと、DVDを見ながら使える絵本、それからお風呂で使える英語の絵本とポスター。このお風呂のやつ、さっきも書いたけど本当に重宝したよ。

それと、正直なことを1つ。サンプルを申し込むと、スタッフさんから連絡が入るよ。

これ、知らないとちょっと身構えちゃうよね。でも、そこは正直に今の状況を伝えればいいだけ。「今は情報を集めてる段階です」って言えばいい。導入は慎重に判断すればいいし、無料サンプルだけじゃなく無料体験もできるから、子どもの興味をより深く確かめることもできる。

えー、連絡くるの?断るの苦手だから、それ聞くとちょっと怖いかも…。

正直に「まだ検討中です」って言えば大丈夫だよ。焦って決めなくていいの。子どもの反応を見るのが目的なんだから。

我が家がDWEを選ばなかった理由も、正直に書いておく

最後にもう一度、正直な話をさせて。

19年前、私は最後までディズニー英語システムと悩んだ。そして選ばなかった。決め手は価格。予算が限られていた我が家にとって、価格の違いは決定的だったの。

じゃあ、なぜ最終選考まで残ったのか。それはディズニーの魅力。子どもを引きつける力が、やっぱりディズニーにはあるんだよね。何度も書いたけど、長女の食いつきはDWEが断トツだった。

そして、うちが選んだワールドワイドキッズ、今はもうサービスが終了してる。

使ってた側としては、ぜんぜん問題のないいい教材だった。だから終了は残念でならない。この事実を書くのは、正直ちょっと複雑な気持ちなんだけどね。

結局のところ、どの教材を選ぶかより、選んだあとにそれを生活の中でどう回すか。そこで差がつく。これが20年やってきた私の答えだよ。

よくある質問

かけ流しは1日何時間やればいいの?

時間の長さより「毎日途切れないこと」を優先して。うちの実感だと、0歳から始めても週末だけの家庭より、1歳から毎日15分続けた我が家のほうが定着が早かったの。まずは15分でも、1つの時間帯でも大丈夫。長さは、続くようになってから伸ばせばいいよ。

効果が出るまでどれくらいかかる?

うちは約4か月で最初の反応(口ずさむ・振り向く)が出た。ただしこれは我が家の記録で、個人差は当然あるよ。大事なのは「数か月は無反応が普通」と知っておくこと。それだけで、折れずに続けられるから。

親の発音が悪くても大丈夫?

大丈夫。だって親の役割は「教える」じゃなくて「流す」だから。音源はネイティブなんだから、発音のお手本はそっちに任せればいいの。私も発音に自信なんてまったくないまま20年やってきたよ。

兄弟がいる場合、下の子はどうすればいい?

下の子は放っておいても有利だよ。うちは上の子が1歳半開始、下の子は0歳からすでに家に英語が流れてる環境だった。結果、下の子のほうがリスニングもスピーキングも明らかに伸びた。上の子のためにかけてる音が、そのまま下の子の財産になるの。お得だよね。

途中でやめてしまった。今からでも間に合う?

間に合うよ。再開に必要なのは、教材を最初から並べ直すことじゃなくて「時間帯を1つ決める」ことだけ。ブランクを埋めようとして詰め込むと、また同じところで止まっちゃうからね。今日から、朝の10分だけでいい。

英語をやると日本語が遅れたりしない?

うちの2人に関して言えば、日本語で困ったことはなかったよ。ただ、これは我が家の話で、言葉の発達には本当に個人差があるの。もし気になることがあるなら、ネットの情報より、かかりつけの小児科や自治体の発達相談で聞いてみてね。そこは専門家の領域だから。

まとめ:使いこなさなくていい。流れていればいい

長くなっちゃったから、最後にまとめるね。

  • 活用できてない原因は、やる気じゃなくて置き場所と時間帯。棚にしまった時点でその家の英語時間はゼロになる
  • 新しく英語の時間を作らない。すでにある時間(朝の支度・夕食準備・お風呂・寝る前)に音を乗せる
  • 全部やらなくていい。子どもが一番好きな1つを見つけて、そこだけ回す
  • 親は一緒に見なくていい。役割は「教える」じゃなく「流す
  • うちは反応が出るまで約4か月かかった。無反応は失敗じゃなくて仕様
  • 日本語を要求されたら負けていい。いちばんもったいないのは、嫌いにさせること
  • 今日やることは1つだけ。時間帯を1つ決める。それだけ

最初に戻るね。押し入れの箱のこと。

あれ、失敗の証拠じゃないよ。まだ置き場所が決まってないだけの、これから働く道具。今日それをリビングに移して、明日の朝、1枚流す。あなたがやるのは本当にそれだけ。

それでね、たぶんしばらくは何も起きない。子どもは背中を向けて、積み木を並べてる。曲が変わっても顔も上げない。

そのとき思い出してほしいの。あなたが今立ってる場所には、ちゃんと名前がついてる。「無反応期」っていう名前。私も4か月そこにいた。名前があるってことは、みんなそこを通ったってことだよ。

だから、大丈夫。

使いこなそうとしなくていいから。日常に英語を溶け込ませちゃいな。

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