【5つの事実】小学校英語教育の実態と家庭でやるべき具体策まとめ

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「小学校で英語が始まったらしい。でも実際、うちの子の授業で何をどこまでやってるのか、正直よくわからない」そう思ってスマホを開いたり閉じたり、してない?

こんにちは、ナカヤマです。20代のころ、看護師の仕事を辞めてイギリスに2年間留学した。頑張ったよ、本当に。でも英語を思い通りに話せるようにはならないまま、日本に帰ってきた。あの帰りの飛行機の窓の外を、ぼんやり見つめていた自分の顔を、今でも思い出せる。

あの悔しさがあったから、自分の子どもには乳児期から徹底的に英語を仕込んだ。世帯年収400万円スタート、海外経験ゼロの夫を長時間かけて説得して、外食も旅行もほぼ削っていた頃から20年。今は2人とも大学生と高校生のバイリンガルになってる。

この記事で正直に話すのは、この3つ。

  • 小学校の英語授業が、今どの学年で何をどこまでやっているのか(時数・内容・成績)
  • 学校の英語に「何を期待していい」のか、逆に「何は期待しちゃダメ」なのか
  • 家庭でできること、お金をかけない方法から、コスパのいい投資まで

先に結論を言っておく。学校の英語はね、思ってるよりちゃんとやってる。でもそれだけでは絶対に足りない。学校は「英語を好きになるきっかけ」をくれる場所であって、「英語が身につく場所」ではないから。差がつくのは、学校の外の時間の使い方。順番に話していくね。

目次

小学校の英語教育は「2020年から本気モード」になっていた

「英語が必修化されたらしい」ここで認識が止まってる人、けっこう多いんじゃない?2020年度から小学校の英語教育がガラッと変わって、あれからもう5年以上。中身はかなり本格的になってる。まずは事実だけ、正確に押さえておこう。

3・4年生は「外国語活動」年35時間、週1コマの”慣れる”授業

3・4年生の英語は「外国語活動」って呼ばれてて、これは”教科”じゃない。だから成績はつかないし、通知表に「英語」の欄はまだない。年間の授業時数は35時間。週で言うと、だいたい1コマ。

じゃあ何をやってるかというと、「聞く」と「話す」が中心。歌ったり、あいさつのフレーズを言い合ったり、簡単なゲームで英語に触れたり。読み書きは、ほぼやらない。「A・B・C」の音とアルファベットの形が結びついていくのを、ゆるっと体感していく感じ。

「え、じゃあやっぱり遊びの英語なんだね」って思うかもしれないけど、そこだけは違うんだよね。「遊び」じゃなくて「慣れる段階」に、はっきり位置付けられてる。文部科学省の学習指導要領でも、3・4年の外国語活動は「外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませる」ってきちんと目的が書いてある。遊ばせてるんじゃなくて、”耳を作ってる”段階なんだよ。

えっ、3年生からもう英語あるの?うちはまだ先だと思ってたー

3年生から始まるよ。ただこの時期は”慣れる”のが目標だから、まだ読み書きは本格的にはやらないんだよね

5・6年生は「教科」通知表に成績がつく本気の英語

ここは、けっこう大事な話。5年生になると、英語は「外国語活動」から教科「外国語」に格上げされる。授業時数は年70時間、週2コマ。検定教科書も使う。そして通知表に成績がつく

「聞く・話す・読む・書く」の4技能5領域(※「話す」が「やり取り」と「発表」に分かれる)を、全部扱うようになる。5年生から、ノートに英単語や短い文を書く練習も始まる。「気づいたら、うちの子の教科書に英語の宿題が挟まってた」ってなる時期はここ。周りでも、5年生の親御さんから「え、こんなに書かせるの?」って戸惑いの声を聞くことが多いんだよね。

つまり、いつの間にか本格的な”教科”になってる。「小学校の英語=お遊び」で止まってた認識は、そろそろアップデートしたほうがいい。

小学校で学ぶ語彙数は約600〜700語——「中学でその1.5倍以上が待っている」

もう1つ、意外と知られてない事実。小学校の6年間で扱う英単語は、だいたい600〜700語。そして中学校の3年間では、1,600〜1,800語。これ、2020年の学習指導要領改訂で、中学校の語彙数が旧課程の1,200語から約1.5倍に増えたんだよ。

何が起きるかっていうと、「中1ギャップ」の中身がまるっと変わった。小学校で「なんとなく聞いたことがある」だけの単語が、中学校に上がった瞬間、「書けて当然」の扱いになる。しかも、そこから3年でさらに1,000語以上を上乗せしていくペース。

小学校で600語、中学で1,800語……これって相当な段差ですよね

そう。しかも中学では”知ってるだけ”じゃなくて”書けて当然”のレベルを求められるから。ここでつまずく子が一気に増えるんだよ

だから、小学校の英語をなめてかかると、中1で一気に置いていかれる。「小学校ではニコニコ英語やってたのに、中学で急に嫌いになった」このパターン、本当に多いんだよ。

小学校英語の「中身」を正直に見てみよう。現場の先生は限られた条件でよくやっている

制度としてはちゃんと動いてる、これは事実。でも、じゃあ現場では思った通りにいってるのかっていうと、そこはまた別の話なんだよね。ここは学校批判じゃなくて、”構造的にどうなってるか”を、正直に見てほしい。

英語を教えているのは多くが「担任の先生」英語の専門家ではない

まず、ちょっと驚くかもしれないけど。小学校の英語授業を教えているのは、多くが英語の専門教育を受けていない「学級担任の先生」。英語専科の教員配置は自治体によって差があって、全校に配置できているところは、まだ少ないのが実情。

多くの学校では、担任の先生が教科書とALT(外国語指導助手)を頼りに、算数や国語と同じ時間割の中で英語も教えてる。

これはね、絶対に「先生が悪い」って話じゃない。担任の先生って、ほかにも10教科以上の守備範囲を持ちながら、英語まで見てくれてる。責める場所じゃないんだよ。問題は、”制度として英語の専門家を全ての学校に配置できてない”という構造の方。だからこそ、国も次期学習指導要領で5・6年の教科担任制の拡大を論点にしてる。

地域差・学校差が想像以上に大きい

もう1つ、正直に言っておくと。「小学校の英語」って一括りに語られがちだけど、実際は自治体・学校ごとの差が、びっくりするほど大きい。

  • 英語専科の先生がいる学校 vs 担任だけが英語も教える学校
  • ALTが週に何回来るか(週2回 vs 月1回で体感は全然違う)
  • 独自にイマージョン教育や英語特区に力を入れてる自治体
  • ICT機器やデジタル教材の充実度

同じ「小学校の英語やってます」でも、体験している中身は本当にバラバラなんだよね。「うちの子の学校はどのくらいのレベルなんだろう?」って気になったら、5・6年の教科書を見せてもらったり、参観日に授業を1回のぞくのが一番早い。担任の先生に「英語はどんな感じですか?」って世間話ベースで聞いてみるだけでも、雰囲気はけっこう見える。

そして、ここが大事。“学校の中身”にバラつきがあるからこそ、”家の中身”を自分でコントロールできることの意味が大きくなる。学校まかせじゃ、当たり外れが読めないんだよ。

国の最新データが示す「現実の数字」。中3でもCEFR A1(英検3級相当)以上は54.6%

これは目を背けないで見てほしい数字。

2025年度 英語教育実施状況調査より

文部科学省の「令和7年度(2025年度)英語教育実施状況調査」(2026年7月公表)によると、中学3年生でCEFR A1(英検3級相当)以上の英語力を持つ生徒は、全国で54.6%。国が掲げていた目標60%には届いていない。

つまり、小3から中3まで7年間、公教育で英語を学んで、半数近くが英検3級レベルに達していないってこと。英検3級ってどんなレベルかっていうと、中学卒業レベル、簡単な日常会話の受け答えができる、ぐらい。決して高い目標じゃない。

中3で半数近くが英検3級にも届いてないって……それって7年間英語やってきた結果なの?

国も”今のままじゃ足りない”って認めてて、指導要領を作り直そうとしてるんだよ。先生の問題じゃなくて、そもそも時間と構造の問題なんだよね

もう一度言うけど、これは先生を責める話じゃない。授業時数と、指導体制と、そもそも英語という言語を”学校の授業”だけで身につけるのがどれだけ難しいかっていう、構造の問題。国自身もそれを認めてて、次期学習指導要領(2026年度中に答申・告示、2030年前後に全面実施予定)で改善の議論を進めてる。

「学校の英語は何をしてくれる場所か」 期待値を正しく設定しよう

ここが、記事の折り返し。前半で書いてきたことをふまえると、”学校の英語に何を期待していいか”がハッキリ見えてくる。ここで期待値をきちんと合わせておくと、後半のアドバイスがスッと腹に落ちるはず。

学校の英語に期待すべき3つのこと

私が20年、2人の子どもの英語教育を見てきて思うのはね。小学校の英語には、こういう役割を期待するのがちょうどいい。

  • 英語という言語の「音」に、公式に触れる機会を作ってくれること
  • 英語を「嫌いにならない」ままで小学校を卒業させてくれること
  • 「英語は使えるもの」という基礎的な認識を育ててくれること

とくに2番目、”英語を嫌いにならないまま卒業”できるだけで、義務教育としての英語の役割は十分すぎるほど果たしてる。これ以上のこと、「英語がペラペラになる」「英検2級を取る」なんてことを学校に求めるのは、先生にとっても、子どもにとっても、ちょっと酷なんだよ。

なぜ「6年間210時間」では英語は身につかないのか

これは数字で見ると一発でわかる。小学校の英語授業時数を6年間トータルすると、こうなる。

スクロールできます
学年1年あたり2学年合計
3・4年生(外国語活動)35時間70時間
5・6年生(教科「外国語」)70時間140時間
6年間合計210時間

一方で、言語を習得するのに必要な時間って、諸説あるけど何千時間の単位。参考までに、英語ネイティブが日本語を習得するのに必要とされる時間は2,200時間以上とされている(米国国務省FSIの言語分類)。210時間と2,200時間。ざっと10倍以上の差。

6年間で210時間……それが多いのか少ないのか、ちょっとイメージできなくて

1日30分の英語インプットを6年間続けたら、それだけで1,000時間超えるんだよ。毎日コツコツやってる子と、週2コマだけの子の差は、もうそこで決まってる

ちょっと計算してみるとゾッとする。1日30分×365日×6年=1,095時間。学校の授業時数の5倍以上。しかも、毎日「英語がある生活」を6年続けてる子どもと、週2コマだけの子どもとでは、”英語を空気として吸ってる量”が桁違いになる。

だから、勝負は”学校の外の時間”なんだよ。これは根性論じゃなくて、算数の話。

家庭でできる英語教育 「お金なし」から始めよう

ここからは家庭でできる話。私自身、長女が0歳〜1歳のころは、世帯年収400万円で、教材にお金なんて全然かけられなかった。だから最初は”タダでできること”から始めた。まずお金がなくてもできることを、先に置いておくね。

まず「英語の音」を日常に流し込む——かけ流しから始めてOK

最初の一歩は、”英語の音”を家の空気に混ぜること。子どもが遊んでる横で、英語の童謡や絵本の音声を、BGMみたいに流しておく。それだけでいい。

私が最初にやったのは、無料お試しで届いたDVDと、図書館で借りた英語の絵本にCDが付いてるやつ。それを、朝ごはんのとき、お風呂上がり、寝る前、家事してる横で流し続けた。子どもは特に反応してるように見えなかった。けど、ある日ふと、鼻歌が英語の歌になってた。「Twinkle Twinkle」の発音が、私よりずっとキレイで。しばらく手が止まった。

  • 英語の童謡(Super Simple Songs、Cocomelonなど)をYouTubeで流す
  • Eテレの英語番組を録画して繰り返し見せる
  • 図書館で借りた英語CD付き絵本の音源を流しっぱなしにする
  • 子ども向けの英語のオーディオブックをスマホで再生

親が英語できなくても、これは全部できる。ただ1つだけ言っておくと、「かけ流しだけ」では限界があるのも事実。BGMは”耳を作る土台”にはなるけど、それだけで話せるようにはならない。次に紹介する絵本・動画とセットで考えるのがコツ。

英語の絵本・読み聞かせ 1冊でいい、毎日続けることが全て

かけ流しの次にやってほしいのが、英語絵本の読み聞かせ。「毎日1冊、5分でいい」から始めるのがおすすめ。

英語の絵本、親の発音が変だったら逆効果じゃない?

大丈夫だよ。読み聞かせは”発音の完璧さ”より”一緒に楽しむ体験”の方が大事。音源つきの絵本を使えば発音の心配もなくなるしね

これ、めちゃくちゃよく聞かれる不安。でも読み聞かせは、そもそも「発音を教える時間」じゃない。「子どもと一緒に英語の本を楽しむ時間」なんだよ。発音が不安なら、CDやアプリの音声つきの絵本を選べばいい。今は音源付きの英語絵本が、公立の図書館でも普通に借りられる時代。

ポイントは1つだけ。「子どもが”もう1回!”って言う絵本」を見つけること。それが見つかったら、それを100回でも読んであげて。反復こそが、言語習得の最強の武器だから。

英語の動画・アニメ 「英語音声に切り替えるだけ」でできる習慣化

もう1つ、今の時代ならではの方法。好きなアニメやNetflixの子ども向けコンテンツを、英語音声に切り替えるだけ。それだけで、日常の視聴時間がまるっと英語のインプット時間に変わる。

ディズニーやピクサー、Netflixのオリジナル子ども番組、Peppa Pig(子ども向けの定番)なんかは、音声を英語に切り替えられるものが多い。うちも6歳のころ、スカパーのディズニーチャンネルを英語音声で流しっぱなしにしてた。子どもは物語を追いかけたい一心で、字幕がなくても、絵と表情から意味を汲み取ってた。

ただ、「動画を垂れ流してるだけ」だと効果は薄いのも本当。理想は、親が横で「今、なんて言ったんだろうね?」って一緒に楽しむこと。全部わからなくていい。「英語わかる人が家にいる感じ」があるだけで、子どもの体感は大きく変わるから。

家庭でできる英語教育 「少し投資」するなら何が一番コスパいいか

「お金かけないでできること」を先に押さえたうえで、”少し投資してもいい”って人向けの話。ここでも「安心のためのお金の使い方」と「効果のあるお金の使い方」を、正直に分けて話していく。

オンライン英会話 今いちばんコスパのいい選択肢

現時点で、コスパで言うならぶっちぎりで“オンライン英会話”。月3,000円前後から始められて、週1〜2回、自宅のリビングで、25分だけ英語で誰かと話す。この安さと手軽さは、10年前じゃ考えられなかった。

うちも小学校入学のタイミングで、2人ともオンライン英会話を始めた。プリスクール卒園後、”英語で誰かと話す時間”を切らせたくなかったから。選ぶときのポイントは、これぐらい。

  • 子ども専門のオンライン英会話を選ぶ(大人向けとは講師が全然違う)
  • フィリピン人講師 or ネイティブ講師、まずはフィリピン人でOK(料金が安く、優しい)
  • レッスンの予約が取りやすいか(人気だと取れない罠がある)
  • 無料体験は必ず2〜3社試してから決める

小学校入学のタイミングで始めると、”習い事”として習慣化しやすいのが大きい。ランドセルを買った勢いで、生活リズムを英語込みでセットしちゃう感じ。

「週1回の英会話教室」が一番もったいないパターン

ここはちょっと厳しめに言うね。「週1回の英会話教室に通わせて、安心してる」 これが、実は一番もったいないお金の使い方だったりする。

計算するとハッキリわかる。週1回×月4回×だいたい50分=月200分。年間でも40時間ちょっと。学校の週2コマに、この40時間を足しても、構造は何も変わらないんだよね。月謝1万円前後を払って、”やってる感”だけを買ってる状態になりがち。

週1の英会話教室に通わせてれば、とりあえずOKかなって思ってたんですけど……

通わせてないよりはずっといいよ。でもね、週1だけでは絶対に足りない。”安心感”は買えても”英語力”はあの時間数では買えないから

もし週1教室を続けるなら、必ずセットで、

  • 毎日のかけ流し
  • 週2〜3回の英語動画視聴
  • 月2〜4冊の英語絵本

これぐらいの家庭内インプットとセットにしないと、月謝分の元は取れないと思っておいた方がいい。「中途半端が一番無駄」これは私がずっと言ってること。

英検の活用 「目標設定のごほうび」として機能させる

英検、うちも活用してきた。ただ、「英検合格を目的にする」使い方は絶対にしない。「日常の積み重ねの結果として、腕試しで受ける」という使い方。

理想の順番はこう。

STEP
毎日の英語習慣を1年続ける

かけ流し・絵本・オンライン英会話など、日常のインプット時間をちゃんと積む

STEP
気軽に5級から受験してみる

特別な対策はせず、「そろそろ受けてみようか」の感覚で受験。合否より受けた体験が大事

STEP
合格を”ごほうび”にして次の級へ

「次はもう少し上を狙ってみようか」の自然な流れで、モチベーションを保ちながら進む

「英検対策のドリル」を延々やらせる家庭も見るけど、私はおすすめしない。子どもが英語を嫌いになる一番の近道だから。うちは長女が小5で準1級、次女が小5で2級を取ったけど、専用の対策勉強はほぼやってない。日常の積み重ねだけで、”受けたら受かった”に近い感覚だった。

英検は、”実力を確認するモノサシ”であって、”英語教育のゴール”じゃない。ここを間違えなければ、いい相棒になってくれる。

早く始めるほど楽 でも「今日が一番早い日」でもある

正直に書くね。早く始められるなら、早い方がラクなのは間違いない。でも、これから読んで「もう遅い」って落ち込んでほしくない。早期スタートの本当のメリットと、”今から始める人”へのメッセージを、最後に置いておく。

幼児期・小学校低学年スタートの「本当のメリット」

早期スタートのメリットって、「脳が柔軟」だけじゃないんだよ。むしろ大きいのは、“習慣化のしやすさ”の方。

3歳の子に「毎日英語の絵本を読もうね」を定着させるのは、簡単。10歳の子に、今日から「毎日英語やろうね」を定着させるのは、めちゃくちゃ大変。子どもにもすでに友達との予定や、他の習い事、学校の宿題がある。生活のスキマがもう埋まってるんだよ。

もう1つ、地味に効いてくるのが”教育費全体のコスパ”。うちは幼児期にプリスクールとインターナショナルプリスクールで、正直、大きな金額を投資した。当時は本当に家計が苦しくて、外食も旅行もほぼ削ってた。年に3回来る学費が引き落とされた通帳を見て、「本当にこれでいいのかな」って夜中に何度も考えたことがある。

でも、小学校以降、英語塾の月謝はほぼゼロで済んでる。中学以降の定期テスト対策も特別な勉強はなくて、その分、他の教科や本人の興味に時間を回せた。高校受験も大学受験も、英語検定でほぼ満点扱い。振り返ってみると、幼児期の集中投資は、大学までのトータルで見ると、“むしろ安上がり”だったかもしれないって思う。

「もう小学生だから遅い」は間違い 今から始める親へ

うちの子もう4年生なんだけど、正直もう遅い……?

全然遅くないよ。”今日が一番早い日”だから。ただ、早い子との差を埋めようとするなら、週1の教室じゃなくて毎日の積み上げが必要だよね

「もう小学生だから遅い」 これは、私は絶対に言わない。なぜかっていうと、“何歳スタートでも、続ければ必ず積み上がる”から。そして、”英語を嫌いにならなければ、大人になってからでもいくらでも伸ばせる”から。

小学校高学年から始めるなら、幼児期スタートの子と比べようとしないこと。比べる相手は「昨日の我が子」だけでいい。1日30分の動画、絵本1冊、オンライン英会話週1回、なんでも続いたことが未来の力になる。

一番大事なのはこれ。“今日始めた人は、明日始める人より1日分多く積み上げてる”。それだけの、シンプルな話だよ。

まとめ 学校の英語は「きっかけ」、英語が身につくかは「学校の外」で決まる

最後に、この記事で伝えたかったことを整理しておくね。

  • 小学校の英語は、3・4年で年35時間の「外国語活動」、5・6年で年70時間の教科「外国語」。5年から成績もつく、本気の教科になってる
  • でも小学校6年間を通じてトータル210時間。小3から7年英語を学んで中3で英検3級レベルに届く子は54.6%。国自身が”今のままでは足りない”と認めて、次期学習指導要領を作り直している
  • だから学校の英語には「英語を嫌いにならないこと」「音に触れること」を期待する。それ以上を求めるのは、先生にも子どもにも酷
  • 勝負は”学校の外の時間”。1日30分のかけ流し、週1冊の絵本、月3,000円のオンライン英会話。どれかから、まず1つ始める
  • 「週1教室だけで安心」が一番もったいない。中途半端は一番無駄
  • 早いほうがラクなのは本当。でも今日始めた人は、明日始める人より1日分先を歩いてる

大事なのは、何かを始めること。完璧にやろうとしなくていい。かけ流しでも、絵本1冊でも。継続さえできれば、必ず積み上がるから

学校を頼りにするだけじゃなく、家の中に”英語がある景色”を、少しずつでも作っていこう。たった今日、YouTubeで英語の童謡を1曲流すことから始めてもいい。それが、6年後には1,000時間になるんだから。

日常に英語を溶け込ませちゃいな。

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