子どもを寝かしつけた後、スマホで「バイリンガル 日本語 下手」って検索しちゃったあなた。きっとね、今こんな気持ちじゃない?
「子どもに英語をやらせたい。でも、早く始めると日本語が下手になるって書いてあるサイトもあって、急に怖くなった」――その不安、痛いほどわかるよ。私もまったく同じ場所に立ってたから。
はじめまして、ナカヤマです。49歳、子ども2人を乳幼児期からの英語教育でバイリンガルに育てた専業主婦。子どもは小学校高学年で英検準1級を取ったけど、対策勉強は一切してない。日常の積み重ねだけだった。
そう聞くと、「すごい家庭の話でしょ」って思うかもしれない。でも違うんだ。長女が生まれたときの我が家、世帯年収400万円。頼れる親族もゼロ。私自身、20代の頃に英語を話したくてイギリスに留学したけど、結局話せるようにならずに挫折して帰国した、いわばバリバリの英語コンプレックスを抱えた母親だった。
そんな私が、お金もない、英語も話せない状態から、子ども2人を「日本語もちゃんと話せるバイリンガル」に育てた経験から、今日はあなたにこれを伝えたい。
- 「バイリンガル=日本語が下手」は本当なのか、結論をはっきり知れる
- 早期英語教育のメリットとデメリットを公平に整理できる
- 日本語を下手にしないために、家庭で今日からできることがわかる
- 「やるかやらないか」迷っていた状態から、「正しく始めよう」に変われる
結論から言うね。英語教育したからって、日本語が下手になるわけじゃない。だから怯えて立ち止まらないで。ただし、「正しい順序」を知らないと痛い目を見るのも事実。その正しい順序、ぜんぶ正直に書くから、最後まで読んでみて。
結論:「バイリンガル=日本語が下手」は誤解。原因は英語じゃない
「英語をやったから日本語が下手になる」のではなく、「日本語のインプットが薄くなったから下手になる」。原因と結果を切り分けて考えれば、両立は十分できる。
まずいちばん大事なことを、最初に言うね。バイリンガルだから日本語が下手になる、なんてことはない。これだけは本当に覚えといて。
ネットで検索すると「バイリンガル児は日本語が下手になる」とか「セミリンガルになって両方とも中途半端」とか、怖い言葉が並んでるよね。あれを読んでうちの子に英語をやらせるのを諦めようとしている家庭、私は何件も見てきた。正直、もったいないと思ってる。
うちの娘たち、乳幼児期から英語教育を始めたけど、日本語の国語の成績はずっと問題なかった。小学校では日本語の本を読むのも大好きだった(学校内で1番本を読んだと表彰されるくらい)。「英語を始めたら日本語が壊れる」って、もしそれが当たり前のことなら、うちの子たちは説明がつかないんだよね。

英語って早く始めると日本語がおかしくなるって聞いたんだけど、マジ?怖くて始められないんだよね…



マジじゃないよ。確かに日本語が下手になっちゃう子はいるけど、原因は英語じゃないの。日本語が足りなくなった、その一点だけだよ
じゃあ、本当に日本語が下手な「バイリンガルの子」って、何が起きてるのか。それを次の章でぜんぶ解剖していくから、ついてきて。
なぜ「バイリンガル=日本語が下手」と言われるのか


世の中で「バイリンガルの子は日本語が下手」って言われるのには、理由がある。でも、その理由を冷静に分解すると、あなたの家庭にそのまま当てはまるケースはほとんどないことがわかるんだよね。
ネットで見かける怖い情報の正体
「セミリンガル」「ダブルリミテッド」という言葉、検索してると見かけるよね。日本語のインプットも英語のインプットも両方とも不足してしまって、どっちの言語もしっかり育たない状態を指す言葉。これ、確かに存在する現象なんだ。ただし、これが起きるのは「両方の言語が両方とも足りていない環境」のとき。
「セミリンガル」「ダブルリミテッド」って詳しくは?
2つの言語に触れているのに、どちらの言語も年齢相応のレベルまで届かない状態のこと。たとえば海外移住した家庭で、家でも日本語が薄く、学校でも現地語のインプットが足りない、というように両方のインプットが不足したときに起こりやすいとされている。逆に言えば、どちらか1つの言語をしっかり守れば防げる現象でもある。
日本国内に住んでて、お母さんもお父さんも日本語ネイティブ。保育園・幼稚園・小学校に通う。テレビもYouTubeも日本語コンテンツが山ほどある。――この環境で「日本語のインプットが足りない」状態を作るほうが、実は難しい。普通に生活してたら、日本語のシャワーは勝手に降ってくるんだよ。
あと、もう一つ大事なこと。ネット上では失敗例のほうが拡散されやすいっていう構造的なバイアスがある。「うちの子バイリンガルだけど日本語普通です」っていうのは記事にならないんだよね、地味すぎて。でも「日本語が下手で困った」は刺さるからシェアされる。だから検索結果に出てくる体験談はネガティブに偏りがち。ここを知っておくだけで、不安の量がだいぶ減るはず。
本当に日本語が下手になる家庭の共通点
じゃあ、実際に「バイリンガル児なのに日本語が下手」っていうケースは、何が起きてるのか。私が見てきた・聞いてきた範囲で、共通点はだいたいこの4つにまとまる。
- 日本語の語りかけ・読み聞かせの絶対量が足りない
- 家庭内で日本語の使用機会が極端に減っている(海外在住・国際結婚で英語生活など)
- 子どもが「日本語より英語のほうが楽」と認識してしまった
- 親が英語ばかりに夢中になって、日本語をないがしろにした
これ、よく見て。どれも「英語をやったから」じゃなくて「日本語が薄くなったから」だよね。つまり、原因は英語じゃなくて、日本語側にある。ここを取り違えると、「英語をやめれば解決する」って判断になっちゃうけど、それは違う。日本語をちゃんと守れば、英語をやっていても日本語は普通に育つ。
「英語をやったから下手」じゃなく「日本語が薄くなったから下手」
もう一度言うね。これがこの記事でいちばん大事な切り分けだから。
英語をやったから日本語が下手になるのではなく、日本語のインプットが薄くなったから下手になる。原因と結果を入れ替えないで。
この切り分けができると、対策はめちゃくちゃシンプル。日本語を守ったうえで、英語を「足し算」で増やせばいい。それだけ。引き算じゃなくて足し算。これだけ覚えて帰ってくれたら、この記事を読んだ価値あるよ。



つまり、英語を入れても、日本語の絵本タイムや会話を減らさなければ大丈夫ってことですね?



そういうこと。日本語の量を減らして英語を入れる、これがいちばん危険な発想なんだよ
それでも知っておきたい:早期英語教育のメリット


「日本語が下手にならない」ってわかっても、そもそも早期英語教育のメリットは何なのか、整理しておかないと判断できないよね。私が実際に2人育ててみて、心から「やってよかった」と思えたメリットを4つに絞って話すね。
メリット①「英語耳」が育つ
日本語にない英語の音、たとえばLとRの違い、THの音、母音の細かい違い。これを聞き分けられる耳って、乳幼児期に育つものなんだよね。大人になってから必死で勉強しても、なかなか身につかない部分。
これ、私が身をもって痛感したやつ。20代の頃、看護師の仕事を辞めて貯めた数百万を握りしめてイギリスに飛んだの。2年いた。なのにね、相手の言ってる英語が、耳に入ってこないんだ。文字で書かれたら8割わかる。でも音で言われると、一気に2割になる。あの絶望感、今でも忘れない。
だから決めた。子どもに同じ思いはさせない、って。乳幼児期の「音への露出」だけは、絶対に逃さない、って。
メリット②「英語=勉強」じゃなく「英語=当たり前」になる
大人になってから英語を始めると、どうしても「勉強」になる。机に向かって、テキスト開いて、単語を覚えて・・・しんどい。続かない人が多いのも当然だよね。
乳幼児期から英語に触れている子は、英語が「特別なもの」じゃなくて「日常の風景」になる。リビングから流れてくる英語の歌、寝る前の英語の絵本、お風呂で聞く英語のフレーズ。それが普通の毎日。だから「英語を勉強する」っていう発想すら持たない。
うちの子たちも、小学校で「英語の授業」が始まったときに「みんな何で緊張してるの?」って不思議そうにしてた。それくらい英語が空気だった。
メリット③ 学習効率が圧倒的に違う
これ、ちょっと不公平に感じるレベルなんだけどね。大人が必死で何時間も勉強して覚えることを、子どもは遊びながら吸収する。脳の柔らかさが違うとしか言いようがない。
うちの長女、小学校高学年で英検準1級を取った。対策勉強は一切なし。模試も受けずに本番に行った。本人も「ふつうに解いてただけ」って言ってた。日常で触れてきた英語の積み重ねが、そのまま試験に出ただけなんだよね。これは「子どもの能力」というより「乳幼児期から英語に触れていた量」の結果だと思ってる。特に納得したのはいつもリスニングが満点!
メリット④ 将来の選択肢がぐっと広がる
これは大人になってからジワジワ効いてくるやつ。進学・就職・人間関係・働き方。「英語ができる」だけで、選択肢が本当に何倍にもなる。
うちの長女、今は大学生で、英語を使って国際的な社会貢献をしてる。私が20代の頃に「やりたかったけど、英語ができなくて諦めた」道を、当たり前のように歩いてる。あの姿を見ると、「あのときお金がなくても始めて、本当によかった」って心の底から思うんだ。



やっぱり乳幼児期の方がいいんですね。大人になってから挫折したナカヤマさんの言葉だと、説得力が違います



私はあのとき本当に悔しかったから。子どもには同じ思いさせたくなかったんだよね
隠さずに伝える:早期英語教育のデメリット・リスク


ここからは正直な話。メリットだけ書いてる記事は信用しないほうがいい。早期英語教育には、ちゃんとデメリットもリスクもある。それを知ったうえで始めるかどうかを決めてほしい。私が知ってほしい4つのデメリット、隠さず書くね。
デメリット① 一時的に「言葉が混ざる」時期がある
専門用語で「コードスイッチング」って言うんだけど、2〜4歳ごろの子が、日本語と英語を混ぜて話す時期がある。「ママ、look! あのcar、red だよ!」みたいなやつ。
これ、はじめて見たら焦ると思う。「うちの子、頭の中ぐちゃぐちゃになってる?」って。でも安心して。これは「両方の言語を吸収している証拠」で、ちゃんと整理されていく自然なプロセスなんだ。年齢が上がるにつれて、ちゃんと使い分けられるようになる。
怖いのは、ここで親が焦って「英語やめなさい!」って取り上げちゃうこと。それまでの積み重ねが台無しになる。一時的な混乱は、必ず通る通過点だと覚えておいて。
デメリット② 家庭の方針がブレると「どちらも中途半端」になる
これがいちばん怖いやつ。親が「やっぱり英語やめたほうがいい?」って迷い続けると、子どもも言語に対して不安定になる。
方針をコロコロ変える家庭で育った子は、英語に対しても日本語に対しても「中途半端な距離感」になりやすい。これがネットでよく言われる「セミリンガル」リスクの本当の正体。英語をやったから起きるんじゃない。方針が一貫してないから起きる。
始めると決めたら、最低でも小学校卒業までは方針を変えない覚悟がいる。これは正直に伝えておくね。
デメリット③ 親が英語に夢中になりすぎて日本語が薄くなる
これ、英語教育を頑張る家庭ほどハマる罠。気がついたら、こうなってる。
- 英語の絵本ばかり読んで、日本語の絵本を読まなくなった
- 英語のYouTubeばかり見せて、親子の日本語の会話が減った
- 「いま英語の時間だから」と言って日本語のおしゃべりを遮ってしまう
こうなると本当に日本語が下手になる。これが「バイリンガル=日本語が下手」の正体なんだよね。英語をやったからじゃない、日本語の時間を削ったから。これを起こさないコツは次の章で詳しく書くから、ここでは「気づかないうちに陥る罠」だってことだけ覚えといて。
うちはとにかく図書館に通って日本語の絵本を借りまくった。最大20冊のうち17冊が日本語の絵本、3冊が英語の本みたいな割合でいつも日本語の絵本を読んでいたよ。
デメリット④ お金と時間がかかる(家計への現実的な負担)
正直に言うね。英語教育はお金がかかる。何にもかけずに育てるのは、無理。教材を買うにしてもサブスクを契約するにしても、月数千円〜数万円は飛ぶ。
うちが長女を妊娠したとき、世帯年収400万円。夫の収入だけ、貯金ほぼゼロ、頼れる親族なし。英語教育の費用は、家計に重くのしかかった。外食、旅行、自分の服――ぜんぶ削った。本気で削った。
でも、安いやり方は確実にある。高額教材を買わなくても、CD、YouTube、図書館の英語絵本、安価なアプリで十分始められる。「お金がないからできない」じゃなくて「お金がない家庭なりのやり方」を選べばいい。これは私が証明してきた。



えー、デメリットもけっこうあるじゃん…やっぱりやめとこうかな…



デメリットを知ってから始めるのが一番いいんだよ。知らずに始めて失敗するほうが、よっぽど怖いから
日本語を下手にしない4つの大原則


お待たせ。ここからが、この記事のいちばん大事なところ。「英語をやっても日本語が下手にならない」ための4つの原則。これさえ守れば、両立は十分に可能。順番に話していくね。
日本語の時間を削って英語を入れる、これだけは絶対にやらないで。英語は別チャネル(動画・CD・教材・歌など)で「足し算」で増やすもの。1日30分でも1時間でもいい。日本語のインプットは、これまで通り。これが大原則の中の大原則。
あなたの母語が日本語なら、無理して英語で話しかける必要はゼロ。むしろ「不自然な発音の英語」を聞かせるとマイナスになることもある。母親は「日本語担当」、英語は別チャネル、で役割分担しちゃっていい。あなたの英語力は問題じゃない。
1日10分でも、5分でもいい。続けることが何より大事。絵本は語彙・表現・想像力・親子の絆まで一度に育つ最強ツール。寝る前の習慣にすると続けやすい。英語の絵本は別の時間に、別チャネルとして配置する。
「英語コンテンツの時間帯」「日本語の絵本タイム」を明確にして、夫婦で共有する。旦那さんと方針が違うと、子どもが混乱する。私も最初は夫に猛反対されたから、長時間かけて話し合った。あの時間があったから、その後がブレなかったと思ってる。
この4つ、できそうじゃない?高額教材も英語教室もいらない。今日からあなたの家でできることばかり。日本語を守ること。英語を足すこと。この順番、絶対に間違えないで。



日本語を守ること。英語を足すこと。この順番、絶対に間違えないで。これだけ覚えておけば、もう怖くないから
月齢・年齢別の具体的アクションプラン


原則がわかったところで、じゃあ実際に何歳から何をすればいいの?という疑問に答えていくね。「今うちの子は何歳だから、こうすればいい」がパッと見てわかるようにまとめた。
0〜1歳:英語の「音」に触れさせるだけでOK
この時期はね、難しいことは何にもしなくていい。英語の童謡CD、ゆったりとした英語動画を「BGM感覚」で流しておく。それだけ。
- やること:英語の童謡CD、英語の歌、ゆったり目のアニメをBGM感覚で
- やらないこと:英語で語りかける/日本語の絵本を減らす
- 最優先:日本語の語りかけ、スキンシップ、抱っこ。これが土台
0歳って、英語を「身につけさせる」っていうより、英語の「音」を脳にインプットする時期。意味なんてわからなくていい。「英語ってこういう音がするんだ」を、ただ流し込む。それだけで「英語耳」の種が育っていく。
1〜3歳:英語の絵本・短い動画でインプット開始
このくらいになると、画面を意識して見るようになる。集中力もちょっと続く。5〜10分の短い英語動画、英語の歌、リズム遊びを取り入れていける時期。
- やること:5〜10分の英語動画、英語の歌、英語の絵本
- やらないこと:長時間の動画放置/日本語の絵本を減らす
- 最優先:日本語の絵本を1日1冊は必ず読む
2歳3歳って、爆発的に日本語の語彙が増える時期でもあるよね。だから日本語の絵本タイムは絶対に減らさない。英語は「足す」、日本語は「守る」、ここでも徹底する。
3〜6歳:アウトプットの芽が出てくる時期
「Apple!」「Hello!」みたいに、子どもが英語を口に出し始める時期。ここからが面白くなってくる。ただし、ここで親が焦って「もっと言って!」って強要すると、英語が嫌いになる。これだけは気をつけて。
- やること:英語の歌を一緒に歌う、簡単なフレーズを真似る、英語の絵本を一緒に読む
- やらないこと:間違いを訂正する/英語教室に丸投げする/他の子と比べる
- 最優先:保育園・幼稚園で日本語の語彙が爆発する時期。日本語の機会も大事に
「うちの子の日本語、遅れてるかも」と感じたときの対応
もし「うちの子、日本語が遅れてるかも」と感じたら。まず英語を減らすんじゃなくて、日本語のインプットを増やす方向で動いて。日本語の絵本タイムを2冊に増やす、語りかけを意識的に多めにする、テレビを日本語に絞る、など。
それでも改善しなかったり、不安が消えなかったりするときは、迷わず自治体の発達相談を使って。「英語教育のせいかも」って自分を責める前に、専門家に見てもらうのが一番早くて確実。母親の主観だけで判断しないで、ってことだけ伝えておくね。



うちまだ1歳なんだけど、もう何か始めたほうがいいの?



焦らなくて大丈夫。今は英語の歌を流すくらいでいいよ。日本語でいっぱい話しかけてあげて。それが一番の土台になるから
ナカヤマが「あのとき気をつけてよかった」と思う3つのこと


ここからは、私の体験ベースの話。20年の育児を振り返って「あのときこれを徹底してて、本当によかった」と心の底から思える3つを話すね。「あのとき気をつけてればよかった…」じゃなく「気をつけてよかった」のほう。
①日本語の絵本だけは、絶対に手を抜かなかった
英語教育を始めても、日本語の絵本タイムは死守した。夜、お風呂上がりに長女が「ねむい」って言いながらも絵本を持ってきた日々の積み重ねが、今の日本語力につながってると思ってる。
周りには「英語にハマって日本語のコミュニケーションを減らした親」も実際にいた。その子たち、英語は定着せずそこそこ話せる程度にしか成長しなかった。私はそれを見てて、「絶対にこっち側にはならない」って肝に銘じてた。
あと図書館は絶対に利用してほしい。子どもの絵本が豊富にあって、子どもも図書館に行くことが定期的なイベントになっていた。
②子どもに「英語をやらされてる」と感じさせなかった
これね、結構難しいんだけど大事。英語を「勉強」じゃなくて「遊び」「日常」として位置付ける。これだけで子どもの食いつきが全然違う。
「今日はちゃんとできた?」「ほら言ってごらん」――こういう声かけ、絶対にNG。子どもは敏感だから、親が「成果を求めてる」のを感じた瞬間、英語が嫌いになる。私はそれだけは絶対やらないって決めてた。
英語の歌を一緒に歌って、笑って、ごっこ遊びをして。アウトプットを「強要」じゃなく「楽しみ」にしていれば、子どもは勝手に英語を口にし始めるよ。
我が家では頻繁に英語のDVDが流れていたから、親も覚えちゃって・・・子どもが好きな童謡とかわかってくるから、夫は一緒に歌ってふざけていたなーー。
③夫と方針を完全に共有した
これがいちばん大事。夫は英語経験ゼロ、海外渡航経験もゼロ。「お金がないのに英語教育?」って猛反対された。何度も話し合った。私の英語コンプレックスのこと、留学で挫折したこと、子どもには同じ思いをさせたくないこと――ぜんぶ打ち明けた。
長い時間かかったけど、最終的に夫は「わかった、やってみよう」って言ってくれた。あとで聞いたら、夫にも「青年海外協力隊に行きたかった」っていう過去があったみたい。表に出してなかっただけで、海外への思いはあったんだよね。
夫婦で方針が一致してると、家全体の空気が安定する。子どもは敏感だから、家庭の空気をすぐ察知するんだ。「英語タイムだよ」って言ったときに、夫も同じ温度で迎えてくれるかどうか、本当に大きい。
覚悟さえあれば、海外経験ゼロ、英語力ゼロ、お金もほぼゼロでも、子どもをバイリンガルにできる。私が証明してきたから、これは自信を持って言える。
やってはいけない3つの落とし穴


逆に「これは絶対にやっちゃダメ」というやつ。私が周りで見てきた失敗例から、これだけは伝えておきたい3つの落とし穴。
英語教室に「丸投げ」する。週1〜2回の教室だけで子どもがバイリンガルになることは、まずない。教室は「補助輪」。家庭での日常インプットがメインエンジン。これを逆にすると、お金だけかかって成果が出ない。
高額教材を「買えば安心」と思い込む。教材は使い方が9割。買って満足してしまうパターンが本当に多い。10万円の教材を1か月使って終わるより、月1000円のサブスクを3年使うほうが、結果的に圧倒的に伸びる。
他の子と比較して焦る。SNSで「3歳でペラペラ」みたいな動画を見て焦る気持ち、わかる。でも言語の発達は個人差がめちゃくちゃ大きい。比べるなら、昨日のうちの子と今日のうちの子だけ、にして。



私、ついSNSで他の子と比べちゃうんだよね…



わかる。でも、比べるなら昨日のうちの子とだけ、にしようよ。SNSはキラキラした瞬間だけ切り取られてるから、参考にならないよ
よくある質問(FAQ)
最後に、よく聞かれる質問にまとめて答えていくね。あなたの最後の不安も、ここで回収できるはず。
- 何歳から始めるのがベストですか?
-
0歳から始めても遅くないし、3歳から始めても遅すぎない。「思い立った今日」が一番の始めどき。ただ、乳幼児期(0〜6歳)に始めるほど「英語耳」が育ちやすいのは事実。だから今1歳でも2歳でも、今日からなら全然間に合うよ。
- 親が英語が苦手でも大丈夫ですか?
-
大丈夫。むしろ親は「日本語担当」でいい。英語は動画・音声・絵本など別チャネルで足していけば、親の英語力は問題にならない。私自身、留学に挫折した英語コンプレックスのある母親だったから、これは自信を持って言える。
- 英語教室には通わせたほうがいいですか?
-
必須じゃない。通わせるなら「家庭での日常インプットの補助」と位置付けて。教室だけに任せるとほぼ間に合わない。逆に家庭で日常的に英語に触れていれば、教室なしでもバイリンガルは育つよ。
- 「セミリンガル」「ダブルリミテッド」が心配です。
-
あなたが日本語ネイティブで、日本国内で子育てしている前提なら、適切に日本語を守れば起こりにくい。日本語のインプットを「減らさない」「むしろ意識的に増やす」だけで、ほぼ予防できる。怖がりすぎないで。
- うちの子、英語の発音が私より上手くなってきました。複雑です…
-
それ、英語教育が成功している証拠。素直に喜んじゃおう。子どもの吸収力に親が追いつけないのは、もう当たり前。私もずっとそうだった。「子どもに先を越されるために始めた」って思えば、複雑な気持ちもちょっと軽くなるよ。
- 旦那が英語教育に反対しています。
-
私も同じだった。お金や効果の話だけじゃ説得しきれない。「子どもの将来の選択肢」と「自分がなぜここまで覚悟してるか」を、時間をかけて伝えてみて。一回で決まらなくていい。長期戦のつもりで、丁寧にね。
- 2〜3歳で日本語と英語が混ざります。やめさせるべき?
-
絶対にやめさせないで。それは「両方の言語を吸収している証拠」で、年齢が上がれば自然に整理されるから。ここで親が焦って取り上げると、それまでの積み重ねが全部もったいない。深呼吸して、続けて。
まとめ:英語は「足す」、日本語は「守る」。これだけで両立できる


長い記事をここまで読んでくれて、ありがとう。最後にいちばん大事なことだけ、もう一度まとめておくね。
- 「バイリンガル=日本語が下手」は誤解。原因は英語ではなく日本語のインプット不足
- 早期英語教育にはメリットもデメリットもある。両方知ったうえで判断するのが正解
- 家庭ルールを決めて、夫婦で共有して、一貫させれば両立は可能
- 英語は「足す」、日本語は「守る」。順番を絶対に間違えない
- 完璧を目指さない。長期戦。続けることがすべて
あなたが今、不安な気持ちで検索してここにたどり着いたこと。それ自体が、もう「お子さんの将来を真剣に考えてる証拠」だよ。何も考えてない親は、検索すらしないから。
私も20代の頃、英語が話せないまま挫折して帰国した。「この挫折を、自分の子どもには絶対に経験させない」――それだけが私の出発点だった。お金もなかった、英語力もなかった、自信もなかった。でも、覚悟だけはあった。
その覚悟一つで、子ども2人をバイリンガルに育てることができた。日本語も、ちゃんと育った。だからね、あなたにもできる。覚悟と、正しい順序さえあれば、絶対にできる。
不安なまま立ち止まるより、正しいやり方で今日から少しずつ始めるほうが、未来のお子さんにとって絶対にプラスになる。やらない後悔は、後から取り返せないんだ。



日常に英語を溶け込ませちゃいな。日本語を大事にしながらね。あなたなら、絶対にできるから
